沖縄をルーツとする住民が多い大阪市大正区。新型コロナウイルス禍で遠隔地への修学旅行などがままならなくなった大阪府内の中学や高校が、平和や人権を学ぶ場所として目を向ける。異なる文化がどうしたら共生できるのか、生徒たちが考える機会となっている。

 「大阪に来た沖縄人は仕事に就けず、アパートも借りられなかった。出身が分からないよう名前を日本風に変えた人も」

 夏休みに入った7月下旬の大正区の公園。府立松原高の生徒9人が、区内で沖縄関連資料...