沖縄の磯で釣果実績のあるチヌ(ミナミクロダイ、オキナワキチヌ、ヘダイ)は、銀鱗の鮮やかでスタイリッシュなフォルムと浅場に接岸する体長50センチを超える大型がターゲットになることもあり、冬場の人気ナンバーワンに君臨する魚。餌を求めて沿岸部の砂泥地に現れるのだが、水深15メートルを超える深場から干潮時には干上がるような場所まで、比較的広範囲に生息するのが特徴だ。

なうら橋で46センチ、1・07キロのミナミクロダイを釣った又吉順治さん(右)=15日

泡瀬海岸で37センチのミナミクロダイや40センチのカーエーなどを釣ったデービットさん=12日

屋我地海岸で54センチと46センチのチンシラーを釣った仲嶺海人さん=15日

伊計島で1.52キロと1.86キロのアオリイカを釣った田仲康将さん(右)と与那嶺力さん=11日

北部海岸で35センチと44センチ、1・2キロのチヌを釣った大城卓也さん(左)と大城晃喜さん=15日

泡瀬海岸で39センチのミナミクロダイを釣った幸喜見樹さん=8日

伊計島で2・32キロのシルイチャーを釣った仲地宗仁さん=10日

なうら橋で46センチ、1・07キロのミナミクロダイを釣った又吉順治さん(右)=15日 泡瀬海岸で37センチのミナミクロダイや40センチのカーエーなどを釣ったデービットさん=12日 屋我地海岸で54センチと46センチのチンシラーを釣った仲嶺海人さん=15日 伊計島で1.52キロと1.86キロのアオリイカを釣った田仲康将さん(右)と与那嶺力さん=11日 北部海岸で35センチと44センチ、1・2キロのチヌを釣った大城卓也さん(左)と大城晃喜さん=15日 泡瀬海岸で39センチのミナミクロダイを釣った幸喜見樹さん=8日 伊計島で2・32キロのシルイチャーを釣った仲地宗仁さん=10日

 小魚を模したルアーで狙うこともあるが、大型魚はオキアミを使ったウキ釣りやカニなどを打ち込んだブッコミ釣りが定石となっている。小型・中型は各地の漁港内や防波堤なら例外なくポイントとなり、大型は水深のある屋我地海峡、中城湾など限られた場所で釣果報告が記録されている。春先の産卵を控え大型が狙える季節を迎え、各地の実績ポイントで釣り人との攻防戦が繰り広げられている。

 浦添市のなうら橋付近の水深3メートルでチヌを狙った又吉順治さん。15日午後2時にポイント入りするも強風で潮流れも速く、比重の重いチヌ専用のまき餌を狙った海底の位置に集中させることができない厳しい状況。

 それでも午後5時30分、速い潮流れに乗ったウキがスパッと消し込んだ。低速で地をはうような独特の逃げ足。20メートルほど走られて、ようやくスピードダウン。比較的細い2号のハリスが悲鳴を上げるほど力強く巻き取ってなんとか取り込み。46センチのミナミクロダイを手にした。(名嘉山博 釣りPower)