沖縄県石垣市は23日、市の行政区域に含まれる尖閣諸島の字名変更に伴い、住所を記した行政標柱を制作し、公開した。現地に設置するため、国に上陸申請する。中山義隆市長は記者会見で「厳しい状況下にある尖閣諸島を市民、国民に広く正しく知っていただくことが重要だ」と意義を強調した。

尖閣諸島の行政標柱と沖縄県石垣市の中山義隆市長(右)=23日午後、石垣市(同市提供)

 標柱は高さ約1メートルで魚釣島、南小島、北小島、久場島、大正島の5島への設置を目指す。表面には「八重山尖閣諸島」と各島の名称を、裏面には新しい字名「登野城尖閣」と番地を記した。制作費約200万円は、尖閣諸島への活用を目的とした市のふるさと納税を充てた。