沖縄県名護市辺野古の新基地建設で、政府が週内にも新たに「N2」と呼ばれる護岸の建設工事に着手することが24日、分かった。同日までに予定地付近にあった約830群体の小型サンゴの移植を終えた。

新基地建設が進む現場=名護市辺野古

辺野古の移植が必要なサンゴとN2護岸

新基地建設が進む現場=名護市辺野古 辺野古の移植が必要なサンゴとN2護岸

 沖縄防衛局はN2護岸を建設し、埋め立て土砂の陸揚げにも利用する方針で、作業を効率化する狙いがある。建設地は軟弱地盤が広がる大浦湾側にある。

 軟弱地盤の改良工事には玉城デニー知事から埋め立て変更承認を得る必要があるが、N2護岸建設地は軟弱地盤にかかっていないとして、現行の埋め立て承認に基づき工事を進める方針。

 防衛局は今月10日の環境監視等委員会で、小型サンゴの移植が済み次第、N2護岸の工事に着手する考えを示した。

 付近には大型サンゴなどもあるが、これらのサンゴには影響を与えずに工事を進められると判断し、委員会も了承した。