[胃心地いいね](640) yokodaパン工房 北谷町桃原

左奥がカンパーニュ、右奥がマリトッツォなど各種パン=17日、北谷町桃原・yokodaパン工房

素朴さが残る店の雰囲気を大切にしている與古田拓也店主(左端)ら=17日、北谷町桃原・yokodaパン工房

左奥がカンパーニュ、右奥がマリトッツォなど各種パン=17日、北谷町桃原・yokodaパン工房 素朴さが残る店の雰囲気を大切にしている與古田拓也店主(左端)ら=17日、北谷町桃原・yokodaパン工房

 北谷町の桃原公園に程近い路地裏に店を構える「yokodaパン工房」。ウッドデッキを張るなどナチュラルな外観の同店は、看板も細字でスタイリッシュだが木製でどこか素朴さも残る。店主の與古田拓也さん(32)は「地域の人がいつでも立ち寄れる、日常の中にあるパン屋を目指している」と話す。

 うるま市出身の與古田さんは元料理人だが、次第に気温差などで毎日仕上がりが変わるパン作りの面白さにのめり込んだ。コロナ禍前は年5~6回ほど県外のパン屋を巡り、朝昼晩とパンを食べ、スーツケースにパンを詰めて沖縄に持ち帰り、研究した。

 2019年7月に開店して以来、年中人気なのはライ麦を使ったカンパーニュ(ハーフ280円)。主に洋風の食事に添えるシンプルなパンだ。外側はバリバリ、中はむっちり食感が楽しめる。シナモンロール(220円)や紅芋あんパン(150円)はきめ細かく舌触りが良いパン生地が特徴だ。

 いちじくとクリームチーズのライ麦パン(240円)などお酒のお供にもなるパンもあれば、角切りベーコンとチーズのパン(240円)などは子どもにも人気。丸いパンに生クリームをたっぷり挟んだマリトッツォ(330円~)など流行を押さえたパンもそろえる。イートインもあり通常は4席だが、新型コロナ対策で現在は2席だ。

 女性客が多いが男性の常連客もおり「男一人でも立ち寄れる店でありたい」と與古田さん。店にはパティシエも在籍しており、現在は受注販売限定のケーキをいずれは店内のショーケースにも並べたいと夢を膨らませる。

 これからも「型にはまらず、新しいことに挑戦していきたい」と目を輝かせた。

(中部報道部・宮里美紀)

 【お店データ】北谷町桃原5の1。午前10時~午後6時。木、金曜定休。駐車場なし。電話098(989)7167。