米軍は26日、沖縄県うるま市津堅島訓練場水域で、今年8度目となるパラシュート降下訓練を実施した。空軍のCV22オスプレイが船から兵士をつり上げたり降下させたりする様子も確認された。関連した訓練とみられる。

低空でホバリングし、船から兵士をつり上げるCV22オスプレイ=26日午後1時54分、うるま市の津堅島訓練場水域

 同日午前9時25分ごろ、米軍機から物資二つと兵士6人が降下する様子が確認された。午後1時35分ごろには、発炎筒で合図をした船を目標に、兵士7人がパラシュートで降下した。

 同水域は定期船や漁船が航行するため、市や県が安全上の理由から訓練中止を求めているが、米軍は29日まで同訓練の実施を予定している。

 午後2時ごろからは、CV22オスプレイが海上を低空でホバリング。船との間で繰り返し兵士をつり上げたり、降下させたりした。

 市民団体リムピースの頼和太郎編集長は「同水域でのCV22の訓練は珍しい。特殊部隊が使用しており、パラシュートでの降下も含め、さまざまな形での敵地への潜入や離脱を想定した訓練をしていたのだろう。嘉手納基地への飛来もこの訓練のためだと思われる」と話した。