新型コロナウイルスの沖縄県広域ワクチン接種センターの会場となっている県立武道館で28日、モデルナ製ワクチン1瓶から充填(じゅうてん)した3本の注射器から異物の混入が見つかった。県は、同会場で28日午後6~9時に予約されていた約500人分の接種を急きょ中止した。現時点で、接種の再開時期などは未定。全国的に異物混入の可能性があるとして使用を中止したロット番号とは異なる番号という。

 県ワクチン接種等戦略課によると、会場の薬剤師が充填した注射器2本から黒色、1本からピンク色の異物を確認。担当医師を通じて県へ報告。午後6時20分に会場での接種を中止した。

 中止までに415人が接種を済ませた。同日午後9時までに体調の異変を訴えた人は報告されていない。

 同会場で接種を予約していた那覇市に住む50代の男性会社員は「せっかく予約したのに時間が無駄になった。モデルナ製以外のワクチンに変えてほしい」と話した。

 宜野湾市の沖縄コンベンションセンターでは29日、通常通り接種を行う。予約に関する問い合わせは電話098(943)2993。