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「率直にうれしい。医療従事者に感謝を伝えるため全力で走った」上与那原、自己ベストで2個目の銅

2021年8月30日 06:50

[TOKYO PARALYMPIC GAMES]

男子1500メートル(車いすT52) 銅メダルを獲得し、日の丸を掲げる上与那原寛和=国立競技場

 東京パラリンピック陸上男子の1500メートル(車いすT52)決勝が29日、国立競技場で行われ、沖縄市出身の上与那原寛和(50)=SMBC日興証券=は自己ベストとなる3分44秒17で3位に入り、銅メダルに輝いた。上与那原の今大会でのメダル獲得は27日の400メートルに続いて2個目。パラ大会通算では2008年の北京大会マラソンの銀を合わせて3個目となり、2日前に自ら達成した県出身選手の最多記録を塗り替えた。

 上与那原はスタート直後から3位をキープし、4位に10秒以上の差をつけてゴールした。50歳にして自己記録を5秒08更新する圧巻のレース運びだった。

 世界記録保持者の佐藤友祈は3分29秒13で優勝し、400メートルに続いて2冠を達成した。16年リオデジャネイロ大会で400メートルと1500メートル2冠でパラリンピック記録を持つレイモンド・マーティン(米国)は3分29秒72で銀メダルに輝いた。

 4大会連続出場の上与那原は12年のロンドン大会からトラック競技に転向し、1500メートルは16年7月の関東選手権で3分49秒25とアジア記録を更新した。同9月のリオ大会には万全の状態で臨んだが、3位に0秒08差の3分54秒04で4位。あと一歩でメダルを逃していた。

 沖縄タイムス社は、上与那原に沖縄タイムス国際栄誉賞を贈呈する。

上与那原寛和の話 トラック競技2個目のメダルは率直にうれしい。コロナ禍で東京パラ大会を開催してくれたことをうれしく思うし、医療従事者の頑張りなくてはここまで来られなかった。感謝を伝えるために全力で頑張っていく、それしかないという思いで走った。

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