沖縄県地域保健課は2日、沖縄県内に熱中症注意喚起を発表した。7月に沖縄本島南部の10代男性が車内で熱中症により死亡するなど、県内は 7~8月に熱中症関連の死亡事故が3例発生 。沖縄気象台も、沖縄地方で9月5日ごろからかなりの高温が予想されるとして熱中症へのさらなる注意を呼び掛けている。

照りつける太陽=9月2日、沖縄県内

 死亡事故3例はいずれも本島南部で発生。7月に死亡した10代後半の男性は、遊びに行った友人宅の屋外駐車場に車を停め、午前7時ごろから仮眠。友人が午前10時ごろに声を掛けたところ「大丈夫、起こさないで」と返答があったという。その後も車内を出てこないため、友人が午後5時前に再度確認したところぐったりしていた。窓ガラスは閉じた状態で、車内はかなりの高温だったという。

 ほかに、40代男性が車内で、70代男性が畑で、熱中症により死亡した。

 県内は、調査開始の4月26日から8月29日までの間、熱中症により634人が救急搬送されている。このうち、長期入院を要する重症者は23人。発生場所は「住居」が最多で、次いで「仕事場」「屋外」と続く。

 県は「外気温が高かったり、直射日光の当たる場所に駐車したりすると、車内温度は短時間で上昇するため車内熱中症には十分注意してほしい」と呼び掛け。屋外作業時はこまめな水分補給を心がけ、体調管理に気をつけるよう注意喚起している。