[ティンクティンクのコラムユイヤサ!](21)波名城夏妃

 今年も十五夜(旧暦の8月15日)が近づいてきました。月、ウサギ、小豆がついたフチャギ餅…。皆さんは何を思い浮かべますか? 私がまっ先に思い浮かべるのは、宮古島平良の行事「シーシャーガウガウ」です。シーシャーとは獅子舞のこと。ガウガウは、ガオーという雄たけびのようなものです。

 平良の子どもたちは、十五夜が近づくと兄弟や友達とオリジナルのシーシャーを作り、それをかぶって、民家やお店を巡ります。「シーシャーガウガウ!」と独特の掛け声で踊り、家運や商売繁盛を呼び込みます。

 すると、家主や店主から、お礼の小遣いやお菓子がもらえるのです。もちろん私も学生の...