昨年9月にオープンしたカフェ・レストラン「Popa’s」では和・中・洋の13種以上のメニューをバイキングスタイルで楽しめる。料金は税込み1296円。料理の他、こだわりの自家焙煎(ばいせん)のコーヒーや8種類のデザート、中でも「ブリュレ」はおすすめだ。
さらに店内で焼き上げた紅茶風味のクロワッサンは女性たちに大人気。メニューは日替わりだが、とろとろに煮込んだ軟骨ソーキは毎日提供している。がっつり食べる男性客にも好評だ。
料理にはヨーロッパ産の自然海塩「ゲランドの塩」を使用。「食材の良さを引き出す持ってこいの調味料。普通の食塩より角のない口当たりに仕上がります」と店長の平田嗣陽さん(39)は言う。
約80席ある店内は天井も高く広々。うれしいのはキッズスペースが確保されている点。「自分も小さい娘がいる。子育て世代が時間を気にせず、ゆっくり楽しめるようにしました」と平田さん。週末は家族連れで満席になるという。
平田さんはうるま市出身。高校卒業後、大阪で約10年間、すしや懐石料理店で修行を積んだ。その後沖縄に戻り、居酒屋で調理場を任されるなど食材の仕入れや従業員を使う経営のノウハウを学んだ。昨年、空き店舗をリフォームし、初のオーナー店開業にこぎつけた。
「これまで食(職)を楽しむをコンセプトにやってきた。お客さんが喜べるよう、何でも要望があれば柔軟に対応していきたい」と話す。(北部報道部・城間陽介)
【店舗メモ】名護市宇茂佐の森5の2の9(2F)。営業はランチが午前11時半~午後4時、ディナーが午後5時半~同11時。不定休。客席は約80席。駐車場有り。電話0980(43)6559。