沖縄県農林水産部(崎原盛光部長)は7日、ドラゴンフルーツの新品種「インパクトルビー」を開発し、品種登録されたと発表した。自家受粉で実がなるため、農家の受粉作業を省ける上、茎のとげが短く収穫しやすいため、生産現場への普及を期待している。

淡い紅色でさっぱりとした爽やかな味わいが特徴のインパクトルビー(県農林水産部提供)

ドラゴンフルーツの新品種「インパクトルビー」をPRする久保田一史園芸振興課長(左端)と崎原盛光農林水産部長(左から2人目)ら=7日、県庁

淡い紅色でさっぱりとした爽やかな味わいが特徴のインパクトルビー(県農林水産部提供) ドラゴンフルーツの新品種「インパクトルビー」をPRする久保田一史園芸振興課長(左端)と崎原盛光農林水産部長(左から2人目)ら=7日、県庁

 インパクトルビーは県農業研究センター名護支所で収集・保存している系統を交配してできた種。県内で流通している品種よりも、とげが1・5ミリ未満と短く、実の色合いが鮮やかで発色がいいという。農林水産省へ2017年に品種登録出願し、今年3月18日に品種登録された。

 ルビーを連想するほどの濃い赤紫色の果肉で、市場にインパクトを与える品種になるとの期待を込めて「インパクトルビー」と名付けた。

 種苗の販売は来年度から、果実の販売は3年後を予定している。崎原部長は「発色もよく、外国人からも好かれるのではないか。観光客向けにも販売促進していきたい」と話した。