沖縄県内の優れた建築や建築士を表彰する「第7回沖縄建築賞」(主催・同実行委員会)の一次審査が2日、浦添市の沖縄建築会館で開かれた。住宅建築部門9点、一般建築部門7点の中から、それぞれ5点ずつが一次審査を通過した。

審査は、各応募者と審査委員らのいる同会館をオンラインでつないだ、リモートによるプレゼン方式で行われた。これまで一次審査は書類のみで選考されていたが、全応募者が審査委員と意見を交わすことができるなど、建築士にとって有益な経験となるよう今回から変更された。

建築家で早稲田大学教授の古谷誠章審査委員長は「オンラインではあったが、全応募者による話が聞けてよかった。応募者のみなさんには今後のヒントにしてもらいたい。今回は、花ブロックなど今ある技術の新しい使い方や可能性を見つけ出そうとしている作品が多く見られた。ぜひ現地で体感してみたい」と話した。

正賞をはじめとした各賞は、10月に予定している現地審査を含めた二次審査によって決められる。

一次審査通過作品は以下の通り。次号(2021年9月17日発行)、写真とともに紹介する。

【住宅建築部門】
「西原の家」與儀拓也(StudioClamp)▽「路傍の小石」金城豊、大城壮史(門一級建築士事務所)▽「風と生きる花ブロックの家」松田まり子(松田まり子建築設計事務所)▽「4世代が住む家」濱元宏、豊崎孟史(GAB/濱元宏建築設計事務所)▽「いつも開け放つ。呼吸する都市住宅」平良和礼(渡久山設計)

【一般建築部門】
「アトリエm」亀崎義仁(カメアトリエ)▽「万座毛周辺活性化施設」慶佐次操、宮城英彰、運天浩(名工企画設計)▽「恩納村立うんな中学校」河野泰志、宇垣安晃(国建)▽「咲元酒造」玉那覇仁(玉那覇仁建築設計事務所)▽「お食事処 ちゃんや~」下地洋平、玉城盛太、比嘉雄大(クロトン設計)
 

リモートでのプレゼンを聞き、審査する審査委員ら
リモートでのプレゼンを聞き、審査する審査委員ら
審査委員長を務める古谷誠章氏
審査委員長を務める古谷誠章氏

※週刊「タイムス住宅新聞」1862号(2021年9月10日発行)紙面より転載