「猛威」を感じたのは初めてだった。2003年9月11日に宮古島を直撃した台風14号。最大瞬間風速74・1メートルを観測し、沖縄電力宮古支店の風速計は83メートルを記録して倒れた。高さ36メートルと44メートルの風力発電機も根元から折れた

▼台風の通過直後、島に入った。空港の管制塔は機能が停止。道路は倒壊した千本以上の電柱で軒並みふさがれていた。窓ガラスが至るところで割れていて重軽傷者は100人近くに及んだ

▼停電や断水、電話不通も続き、ライフラインは壊滅状態だった。...