米軍の汚水が集まるマンホールから宜野湾市が採取したサンプルで国の指針値を大幅に上回るPFOS・PFOAが検出された。理由を突き止めるには、米軍がPFOSを含む汚水をどう処理したかだけでなく、PFOS汚水以外の基地汚水の実態を把握する必要がある。だが、米軍普天間飛行場内の下水は米軍が整備・管理しており、市側は構造を含めて実態をつかめていない。

 市上下水道局によると、市と米軍は1993年、下水道の管理に関する協定を締結。同飛行場の下水が集まる同市伊佐のマンホールより基地側(上流)は米軍、海側(下流)は市が管理すると確認した。

 飛行場の下水道料金は、上水道(水道)のメーターを検針し、下水も同量と見なして課金している。このため、米軍が、基地内にためていた汚水を一気に下水へ流した場合でも、市側は放出量を把握できないという。

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