沖縄県は15日、9月上旬に新たに80代男性が熱中症で救急搬送されて死亡したとして、熱中症の注意喚起を発表した。2021年7~9月に県内で10~80代の男性4人が死亡しており、県が報告した2006年以降で最も多い。農作業で2人、車内で2人が亡くなっている。

熱中症に注意!

 80代男性は、9日に死亡を確認。本島南部在住で、午前11時ごろから畑の草刈りのために外出した。午後2時ごろになっても自宅に戻らず、妻が携帯に電話したものの応答がなかった。畑に探しに行ったところ、男性が倒れているのを発見。男性はすぐに救急搬送されたが、その後、死亡が確認された。

 今年の調査が開始された21年4月26日以降、9月12日までに県内で熱中症により救急搬送されたのは702人。うち、長期入院が必要な重症者は26人だった。調査が開始される以前の4月1日にも、うるま市で80代の男性2人が農作業中に死亡している。

 熱中症の発生場所は「住居」が最多で「仕事場」「野外」と続く。県は「高齢者はのどの渇きや気温の上昇を感じづらくなり脱水しやすい」として、こまめな水分・塩分補給などを呼び掛けている。