本年度が最終年度の第5次沖縄振興計画の評価や、今後の振興の在り方について、沖縄国際大学の比嘉正茂教授に聞いた。(聞き手=政経部・下地由実子)

 -現行の振計の評価は。

 「コロナ前まで過去に例がないほど沖縄経済は堅調で、種々の経済指標も改善した。経済の改善が『政策の効果』か市場メカニズムによるものなのかの判別は難しいが、アジアが発展して沖縄に追い風が吹いた」

 「県はアジア経済戦略構想を打ち出し専門の課を設置した。アジアのダイナミズムを取り入れ、観光需要が引っ張って全体が成長するという方向性は評価できる。今後もこの流れを続けるべきだ」

 「市場メカニズムの中で比較優位の産業が伸びることを、...