たんの吸引などを日常的に必要とする「医療的ケア児」について、沖縄県宜野湾市が実態調査に乗り出すことが分かった。本年度に市内のケア児の実数を把握し、来年度にそれぞれのケア児が必要とする支援内容や通園・通学予定などを個別に聞き取る。「医療的ケア児支援法」が18日に施行され、保育所や学校の設置者である市はケア児の支援が責務となった。受け入れ態勢を整えるには実態調査が必要と判断した。

 2018年に県が実数を調べたが、個々の状況まで把握する調査は宜野湾市が県内初とみられる。

 医療的ケア児は、胃にチューブで栄養を送る経管栄養や、気管切開に伴うたんの吸引、人工呼吸器装着などの医療行為が日常的に必要。厚生労働省は、全国に約2万人いると推計している。医療技術の進歩に伴って新生児集中治療室(NICU)で助かる命が増え、ケア児も増えているという。症状の内容や程度は一人一人異なる。

 宜野湾市障がい福祉課は本年度、...