ドイツを拠点に活躍する現代美術家、塩田千春さんが10月に開館する「那覇文化芸術劇場なはーと」で展示する市民参加型作品を制作するため、「希望」のメッセージを募るプロジェクトが20日、那覇市久茂地のタイムスビル1階エントランスで始まった。

「なはーと」に展示予定の市民参加型作品のため「希望」をテーマに絵やメッセージを書き込む参加者=20日、那覇市久茂地・タイムスビル

会場では塩田さんの作品の制作風景を撮影した映像などが上映されている=20日、那覇市久茂地・タイムスビル

「なはーと」に展示予定の市民参加型作品のため「希望」をテーマに絵やメッセージを書き込む参加者=20日、那覇市久茂地・タイムスビル 会場では塩田さんの作品の制作風景を撮影した映像などが上映されている=20日、那覇市久茂地・タイムスビル

 那覇市が計画し、参加者は自身が思い浮かべる「希望」をA4の白紙1枚に文字や絵などで自由に表現。塩田さんが後日、沖縄の人々の希望のメッセージがこもった紙片を白い糸でつなぎ、作品に紡ぐ。

 親子で参加した那覇市の仲間弥帆(みほ)さん(8)は丸い地球を思い思いに過ごす人々が囲む絵を描いて「平和な世界にしたいという思い。自分の絵が作品になるのが楽しみ」とペンを走らせた。

 市文化振興課企画制作主任専門員の仲嶺絵里奈さんは「『希望』という言葉には未来へとつながり続けるイメージが宿る。なはーとの作品に皆さんの思いを紡ぎたい」と話した。

 募集は午前10時~午後5時、今月30日までの予定。

 問い合わせは那覇文化芸術劇場なはーと(市文化振興課)、電話098(861)7810。沖縄タイムス社文化事業部、電話098(860)3588。