沖縄県警は21日、持ち運びができる速度違反自動取り締まり装置(可搬式オービス)の運用を那覇市内の市道で始めた。通学路や生活道路での取り締まりを強化し、子どもや高齢者の安全確保につなげるのが目的。秋の全国交通安全運動が同日からスタートしたことに合わせて実施された。

速度違反を取り締まる「可搬式オービス」

県警が初めて導入した、速度違反を取り締まる「可搬式オービス」(中央)=21日午前8時7分、那覇市金城

速度違反を取り締まる「可搬式オービス」 県警が初めて導入した、速度違反を取り締まる「可搬式オービス」(中央)=21日午前8時7分、那覇市金城

 可搬式オービスは速度違反をした車の運転席やナンバーを自動で撮影できる。県警によると、約1千万円かけて1台導入。本島を中心に県内各地で使用する。

 同日午前7時半から、那覇市立金城小学校近くの通学路で約1時間、取り締まりが行われ、摘発はなかった。県警交通指導課の仲宗根篤次席は「ドライバーの皆さんには引き続き安全運転に努めてほしい」と呼び掛けた。

 県警によると、県内で中学生以下の子どもが歩行中に巻き込まれた交通事故は今年8月末現在、56件発生(前年同期51件)。うち登下校中の事故は16件となっている。