【テヘラン共同】イランのライシ大統領は21日、国連総会の一般討論演説で、機能不全のイラン核合意の再建に向けた米欧との協議について「最終的な成果は(米国による)全ての抑圧的な制裁の解除」であるべきだとの考えを示した。バイデン米政権は全面解除には応じない方針で、反米保守強硬派ライシ政権との隔たりが鮮明になった。

 21日のニューヨークでの国連総会一般討論演説で、ビデオ形式で演説するイランのライシ大統領(ゲッティ=共同)

 イラン外務省報道官は21日、中断している欧州を介した米国とイランの間接協議について「数週間のうちに再開するだろう」と述べたが、難航が予想される。ライシ師の国連演説は8月の就任後初めてで、事前収録のビデオ形式で行われた。(共同通信)