水難事故を未然に防ごうと、ドローンや人工知能(AI)技術を活用したシステムの開発が沖縄県内で進んでいる。ドローン技術と、人の動きを捉えて行動を認識するAIの技術を融合し、海上パトロールから発見、救助までをスムーズにして事故防止につなげる。事業を進める日本ドローン機構(那覇市)の佐多大社長とアジラ(東京都)の木村大介社長は「沖縄から新たな製品を生み出し、全国のビーチの安全を守りたい」と前を見据える。10月には県内のビーチで実証実験を始める予定だ。

 日本ドローン機構は、ドローンによる映像撮影や操縦者向け講習などを行っている。アジラはAIを活用し、映像から人の動きを認識する行動認識技術を持っており、映像を分析して危険を知らせ、評価するシステムに活用する。

 現在、開発が進むシステムは、カメラを搭載したドローンが自動飛行で海上を巡回。...