音声配信アプリ「Voicy(ボイシー)」で、沖縄タイムスのニュースを届ける「サクッと沖縄」が本格スタートして6カ月が過ぎた。スマートフォンやタブレット端末で、場所と時間に関係なく聞ける便利さが受け、リスナーは9千人を突破した。番組は23日までに198回配信され、総再生回数は29万1千回となった。リスナーからは「肉声を通して、記者の人柄も伝わってくる」との声もある。配信はこちらから聞くことができる。

いつも応援ありがとうございます!

サクッと沖縄のファンという糸満市のパッションフルーツ農家の野原祥行さん

いつも応援ありがとうございます! サクッと沖縄のファンという糸満市のパッションフルーツ農家の野原祥行さん

 ▶サクッと沖縄を聴く

 糸満市のパッションフルーツ農家の野原祥行さん(45)は、サクッと沖縄が本格開始した3月から、毎日欠かさず聞いている「ヘビーリスナー」だ。農作業をしながら聞くことが多く、「効率よくニュースに触れられるのは大きなメリット」と話す。

 ボイシーでは日経新聞の配信番組「ながら日経」や「ヤング日経」も聞いている。サクッと沖縄では「取材の時のエピソードを聞けると、今朝読んだ記事に深みが出る」と説明。サクッと沖縄を聞き始めてから、取材の様子を想像するようになり、新聞をじっくり読む習慣がついたという。

 農業担当の記者で、火曜日パーソナリティーの又吉朝香さんのファンという。「農業の話題が多いというのもあるが、独特のイントネーションに癒やされる」と笑顔を見せ、「しゃべりのプロではない沖縄タイムス社員だからこそ、伝わる温かみがある」と話した。

 新聞紙面を通して感じる記者のイメージは「とてもお堅い印象だった」という。「肉声を聞くと人柄も伝わってきて、親しみが湧いてきた。個性的なパーソナリティーの発言にクスッと笑ったりしながら聞いている」

 ▶サクッと沖縄を聴く

 鹿児島県の大学に通っている又吉健斗さん(24)は「すぐに沖縄のニュースを聞けて便利」と評価する。県外で沖縄の情報を得るには、インターネットで探す必要がある。サクッと沖縄をフォローして習慣的に聞くことで「いつでも沖縄を感じられる」と喜ぶ。

 又吉さんは「沖縄には親も兄弟もいるので、現地の新型コロナウイルスの情報が分かるのは助かる」とも話した。

 サクッと沖縄は、パーソナリティーがその日の朝刊からニュースを選んで収録し、夕方5時に配信している。浦添市で自営業を営む50代男性は、朝刊を読みながら、サクッと沖縄で取り上げられる記事を予想している。「配信を聞いて、当たった時は快感」と笑う。

 土曜日のニュース解説は「難しいなと感じた記事を丁寧に説明していて理解が深まる。『そういうことだったのか』と新たな学びがあり、とてもためになる」と語った。

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