八重山の歴史は移民の歴史ともいえる。琉球王府時代の寄人(よせびと)、琉球処分以後に流入した大和寄留民、禄(ろく)を失った首里・那覇の士族たち、明治の中期ごろからやって来た糸満の漁民、大正期に全盛を迎えた採炭事業で西表島へ送り込まれてきた炭坑夫、昭和期には台湾から農業移民もやって来た。