国立がん研究センターは27日、患者の遺伝子の変異を調べて個人に合った治療を提供する「がんゲノム医療」に関する臨床データの提供を、10月4日に始めると発表した。医療機関や研究機関、企業などが活用し、個人に適した治療や新たな薬の開発につながることを期待している。

 国立がん研究センター

 多くの遺伝子を一度に調べる検査が保険適用されるようになり、2018年に設置された「がんゲノム情報管理センター」には2万件以上のデータが全国の病院から集まっている。

 研究者らはデータを活用し、遺伝子変異を含めた患者情報、使われた薬、効果や副作用があったかどうかなどを調べて分析できるようになる。(共同通信)