キツネのような、ヒトのような、なんとも不思議な彫像に目を引きつけられたのは数年前のことだ。沖縄県立芸術大学の入り口近くのベンチに腰掛け、二枚目な表情で遠くを見ている「ケモノ」が堀本達矢さんの作品だと知ったのは、2020年に宜野湾市のPIN―UPで開催された個展でのことだった。