沖縄県内スーパー最大手のサンエー(上地哲誠社長)が5日発表した2022年2月期の連結中間決算(21年3~8月・ローソン沖縄、サンエー浦添西海岸開発、サンエーパルコの3社含む)によると、売上高にテナント収入とコンビニのロイヤルティー収入を加えた営業収益は前期比0・1%減の1029億100万円となり、1970年の創業以来初めての減収となった。

サンエー

サンエー業績の推移(連結)

サンエー サンエー業績の推移(連結)

関連:サンエー、自己株式を買い付けへ「機動的な資本政策の遂行」理由に

 経常利益は7・6%減の47億7900万円で5期連続の減益。新型コロナウイルス緊急事態宣言に伴う時短営業や、土日祝日の大型店の臨時休業などによる来店客減少が響いた。

 中間純利益は5・0%減の31億8800万円で4期連続の減益。売上高は0・4%減の959億9100万円となり、営業収益とともに創業以来初めての減収となった。

 部門別では、売り上げ全体の約6割を占める食料品が石川シティの新規出店で1・7%増えたものの、既存店ベースでは0・1%減。昨年のコロナ禍での「巣ごもり需要」の反動減や、外食、テナントの時短営業や休業で、食料品への客足も遠のいた。家電などの住居関連用品は昨年の特別定額給付金による反動減で2・1%減だった。

 衣料品も時短営業に加え、コロナ禍の外出自粛で購買意欲が低下し8・1%減。直営のコンビニエンスストアは店舗数3店に半減し、44・6%減だった。

 22年2月期の連結業績予想は営業収益が前年比2・6%増の2080億2200万円、経常利益が13・6%増の108億5千万円、当期純利益は19・0%増の72億2700万円。