沖縄タイムス社は5日、インターネットを通じて広く資金を募るクラウドファンディング事業「Link-U(リンクユー)」をリニューアルし、新サービス「Link-U by OKINAWATIMES」をスタートさせた。本紙はこれまで沖縄の社会課題や地域活動、伝統文化、スポーツなどを取材して伝えてきた。今後は問題提起を越えて、県民と共に課題解決に挑むメディア・プラットフォームを目指す。

 既存のクラウドファンディング事業に加え、セミナー事業「Link-Uスクール」、そして問題解決に挑むリーダーがつながり、学び合い、挑戦を加速させるためのコミュニティー事業「Link-Uコミュニティー」を11月中旬から開始する。社会課題を学び、連帯し、行動を起こすまでを一貫して支援し、新たなメディアの価値を県民と「共創」する。

 一連の事業説明会を20日(水)と11月11日(木)、30日(火)の午後7時から、オンラインで開催。特設サイトから申し込む。詳細はこちらから確認できる。

挑む人たち「リーダー」応援

 新サービス「Link-U by OKINAWATIMES」は、「希望あるニュースや人々の笑顔があふれる社会」の実現を目指し、現状を変えようと挑む全ての人たちを「リーダー」と呼び、その挑戦を後押ししていく。二つの新サービスも11月から開始する。

 「Link-Uスクール」では、国内外の社会問題やその解決方法について、各分野の専門家を招いた講座を定期開催する。

 「Link-Uコミュニティ」は、問題解決に挑むリーダーが繋がり、学び合い、新たなアイデアやプロジェクトが創出され、挑戦が加速するコミュニティーの構築を目指す。月額課金制で、会員限定のセミナーへの参加や、動画コンテンツを視聴できる。いずれも11月中旬に事業を開始し参加者を募集する。

 CF事業では二つの大型プロジェクトが5日から始まり、起案者と支援者が協働するサービスを展開する。

 ことし7月にCFで望まない妊娠防止や若年母子支援プロジェクトを実施し593万円を調達した一般社団法人おきなわ子ども未来ネットワークの山内優子代表理事は「支援する方々のコメントに勇気づけられた。資金が集まったことも重要だが情報発信の手段としても有効だった」と振り返った。

 国際協力や開発教育を専門とする沖縄キリスト教学院大学の玉城直美准教授は「これまで『報道・告知』にとどまっていたメディアが一歩進み、共感を得る伴走者として、読者と相互作用が生まれる仕組み、そこに大きな意味があるのだと思う」と、新サービスに期待した。

 詳細はこちらのURLから確認できる。https://link-ubyokinawatimes.studio.site/