県営バンナ公園に近い石垣市登野城の市道脇に立つシーサーの足元にドラゴンフルーツとみられるサボテンが自生し、「これは珍(めずら)シーサー」と話題を呼んでいる。

シーサーの足元で育つドラゴンフルーツ=3日、石垣市登野城

 バラビドー地区入植記念の波多宮之碑前石段登り口に立つ陶製シーサーの足元で、コンクリートの円形台座からたくさんの分厚い緑葉が前面へ数十センチずつ伸びている。

 一帯を管理する農園の男性オーナーは「気付いたのは3年ほど前。鳥のふんに混じっていた種が生えたのかもしれない。ドラゴンフルーツではないかと思う」と説明。「世話もしないのに伸び続けている。赤か黄系の果実が実ると楽しい。そっと見守りたい」と話した。

 ドラゴンフルーツはメキシコなど中米原産のサボテン科の多肉植物。ひだのある果皮が竜のうろこを思わせるためこの名が付いた。マンゴーやパパイアなどと並ぶ沖縄の夏を代表する熱帯果実。(太田茂通信員)