沖縄県浦添市内で31日に打ち上げる花火を盛り上げようと専門学校生がタオルを製作し、小学生が花火をデザインする作業に取り組んでいる。新型コロナ禍で、浦添てだこまつりは2年連続の中止となったが「花火を楽しんでもらうことでみんなに笑顔を届けたい」と願いを込める。

タオル王に輝いた中村あゆさん(後列中央)と宮城菜月さん(同左)、與那康愛さん(同右)、松本哲治市長=9月22日、浦添市役所

 「デザイナーの卵の私たちができることをしたい」。市牧港の専修学校インターナショナルデザインアカデミー(I.D.A)は、タオルを製作販売し、てだこまつりの代わりに打ち上げられる花火を支援しようと、タオルのデザインを競う「タオル王頂上決戦」を行った。

 ネット投票の結果、中村あゆさん(20)の作品が1位となり「タオル王」の座を手に入れた。

 グラフィックデザイン課の1年生40人が45作品を出品。投票総数は5044。てだこまつりは中止となったため、31日に打ち上げる花火のために寄付金を贈る。

 9月22日、市役所で行われた認定式で、王冠を頭に載せた中村さんは「選ばれてうれしい。獅子舞が舟にかぶりつくようなデザインにした」と話した。2位の宮城菜月さん(18)には「タオル姫」、3位の與那康愛さん(18)には「タオル戦士」の称号が贈られた。

 上位3作品は製品化され専用サイトで1枚1500円で販売。市のホームページからもアクセスできる。