沖縄県金武町の水道水から、昨年6月に国の暫定目標値(1リットル当たり50ナノグラム)を超える有機フッ素化合物PFAS(ピーファス)が検出されたにもかかわらず発覚が遅れたのは、町が公表していなかったことや、行政の縦割り、PFASが報告義務を伴う明確な水質基準ではないことなど重層的な要因が浮かび上がる>>水道水から暫定値超えのPFAS検出は連絡を 沖縄県、米軍基地の周辺市町村に要請へ

 「県企業局は昨年に知っていたのに、なぜ公表しなかったのか」。13日の県議会土木環境委員会で照屋守之氏(沖縄・自民)はこう指摘した。

 県企業局によると、将来的な水の需要増が見込まれるとして、昨年10月に企業局からの取水量を増やせないか町から相談を受けた。町は以前から独自の取水源の水と、企業局の水を混ぜて町民に供給していた。

 県企業局は同12月、電話で取水量の調整をする中で、...