立命館大学理工学部の道関隆国教授らが、電源のない農地でも植物の健康状態を継続的に観察できるシステムの実証実験を14日から沖縄県宮古島市で始める。植物の導管を通る水分(木部樹液)と導管に刺した針電極の亜鉛が反応して電気が発生する「樹液発電」の状況から、植物の状態を読み取る仕組み。太陽電池で駆動する受信機などと組み合わせてデータを管理する。将来的には無電源農地が多いガーナでの実用化も想定している。

 実証実験は「ガーナの気候に近い」(同大)として、宮古島市の「パニパニファームキャステム」で育てているカカオの木で実施する。

 「樹液発電」を利用した「ワイヤレス植物モニタリングシステム」は道関教授が2012年に考案。樹液と針電極の亜鉛が反応して発生する微小な電気を蓄電し、...