新型コロナウイルス感染拡大で経済活動の自粛が続く中、県内中小・小規模事業者らが地元客や日常生活を意識した事業や商品づくりに注力し、売り上げ確保に努めている。ブライダル関連サービス会社はハンドメード作家とのネットワークを広げ、一般向けの雑貨を販売。ファンが増え、本業の受注につなげた。菓子製造業者は観光需要だけに頼らない商品開発で徐々に販路を広げている。(政経部・島袋晋作)

■「本業」にも好循環

 浦添市港川にある雑貨店「NN」。店内にはアクセサリーやベビー用品などが並び、女性客らでにぎわう。

 売り場はロケーション撮影などブライダル関連サービスを手掛けるエンジョイウェディングの事務所の一角。予約制の店だったが、コロナで需要が「蒸発」し、月間売り上げは一時9割以上も落ち込んだ。危機感から「誰でも気軽に入れる店を作ろう」と昨年7月に開いた。

 以前から花嫁用のアクセサリーなどを一部扱っていたが、ハンドメード作家との連携を強化。...