[新型コロナ 沖縄の今]

 新型コロナウイルスのワクチン接種で日本語の読み書きが苦手な外国人をサポートするため、国際協力機構(JICA)沖縄がワクチン接種会場への通訳派遣に取り組んでいる。現在、サポートを受けたのは名護市の会場を訪れた10人だが、沖縄県内には技能実習生約3千人が暮らす。JICA沖縄は「知人や同僚にも頼れない外国人は、まだいるはず」として県や市町村と連携を広めたい考えだ。(社会部・銘苅一哲)

 JICAによると2020年6月末時点で沖縄に暮らす外国人は2万591人。そのうち「技能実習生」として3024人(20年10月時点)が建設業や農業、サービス業などで働いている。

 大学や語学学校で学ぶ人は日本語の読み書きに慣れているが、一方で、技術習得が主な目的の技能実習生は、簡単な日常会話程度しか話せない人が多い。ワクチン接種の説明資料や予診票の記入、問診などで困る場面が予想される。

 JICA沖縄の伊禮英全さんは...