沖縄本島北部の海岸で17日、海水が黒く濁っている様子が確認された。大宜味村や名護市の沿岸では100メートル以上沖まで黒く染まった場所もあった。砂浜には小笠原諸島の海底火山噴火の影響と見られる大量の軽石が打ち上げられており、高波で軽石まじりの海水が濁った可能性がある。

海底火山の噴火の影響で黒く濁ったとみられる海水。手前には軽石が大量に浮いていた=17日、名護市稲嶺の海岸

 今月に入り、北大東島や名護市の海岸にも軽石が漂着しており、沖縄気象台担当者は、小笠原諸島の海底火山「福徳岡ノ場」が8月に噴火した影響の可能性が高いと指摘している。同日は国頭村や東村、今帰仁村、本部町の砂浜でも大量の軽石が漂着していた。

 那覇市から古宇利島を訪れた60代の女性は「ニュースで見ていたが、こんなに影響が出るとは思わなかった。初めて見た光景で驚いた」と話した。