衆院選公示と同時に19日告示された国民審査。最高裁の裁判官が職務にふさわしいかどうかを国民が判断する場だが、県内では過去4回の審査で無効投票率が全国平均の約2倍に上り、最も高い水準で推移している。審査用紙に「×」印以外を記載すると無効になるなど、周知が足りないとみられており、「国民審査における無効票を減らす会」代表の志茂守信さん(62)=豊見城市=が18日、注意を呼び掛けた。

 総務省によると2017年の前回審査は、県内投票総数約57万7千票のうち無効票は...