財務省が20日発表した貿易統計(速報、通関ベース)によると、9月の自動車輸出は前年同月比40・3%減と急減した。世界的な半導体不足や部品の調達難による減産の影響が拡大した。全体の輸出は13・0%増の6兆8412億円、輸入は原油価格高騰の影響で38・6%増の7兆4640億円となり、9月としては過去最高を記録。差し引きした貿易収支は6228億円の赤字だった。

 港で輸出を待つ自動車=2018年8月

 貿易赤字は2カ月連続。新型コロナウイルス禍から海外需要が回復してきたことを背景に、輸出は7カ月連続で前年を上回ったが、20~40%台の高い伸びを示してきた4~8月に比べると増加率は縮小した。(共同通信)