沖縄県南城市のサキタリ洞遺跡から出土した約2万3千年前の貝製ビーズが、着色された装飾品としては日本最古だと確認された。調査した県立博物館・美術館は、沖縄の旧石器人の豊かな精神性の一端を示すと説明する。専門家からは、さらなる調査への期待が寄せられた。

 会見した県博の田名真之館長は旧石器人について「現代人と同じように装飾品や顔料で身を飾る豊かな精神性と『余裕』を兼ね備えた人々だったと考えられる」と説明する。

 名古屋大学博物館の門脇誠二講師は「ツノガイに着色した装飾品は、ヨーロッパから中近東、オーストラリアまで普遍的に見られ、沖縄でもその文化、暮らし方に共通性があることが分かった」と意義を語る。

 一方、なぜか沖縄周辺のアジアでは...