【東京】西銘恒三郎沖縄担当相は26日の閣議後会見で、小笠原諸島の海底火山の噴火による軽石が沖縄県内に大量に漂着している問題に関し「かなり深刻だなという思いで見ている」と危機感を募らせた。水産庁が災害復旧する方向で話し合っているとも明らかにした。

記者会見する西銘恒三郎沖縄担当相=26日午前、復興庁

 西銘氏は先週末に地元の漁協を訪ね、組合長との意見交換や現場視察を行ったと説明。「九州、本州に行ったら大きな災害にならないかという不安もよぎった」として、同日の閣議前後に農相や環境相にも被害状況を伝えたと述べた。

 また、首里城火災から31日で2年を迎えるのを前に「沖縄の誇りとも言える首里城の重要性を認識し、県民が抱いた喪失感を思い起こしている」と感想。

 政府としても首里城復元に向けた取り組みを着実に進めているとし「1日も早い復元に向け、関係省庁と連携し責任を持って取り組んでいく」と決意した。

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