小笠原諸島の海底火山の噴火による軽石が県内に大量に漂着、本島北部では26日までに海岸のほぼ全域に広がっている。ビーチの白い砂は灰色に染まり、漁港はコンクリートを敷き詰めたような状態に。漁業関係者らは回収に追われるが、軽石は波に乗って次々と押し寄せ、「チャーンナラン(どうにもならない)」と途方に暮れた。(写真部・金城健太、伊禮健)

 今帰仁村運天の今帰仁漁港では、船を海へ下ろすスロープに軽石が40センチも積もり、漁業関係者らが回収に追われていた。漁師は「とても仕事にならない」と諦め顔。軽石が船のフィルターに詰まり、エンジンがオーバーヒートした船が2隻あるという。「大きい石をよけて航行しても、小さな石で詰まってしまう」と肩を落とした。

 同村渡喜仁の海岸は...