沖縄県粟国村浜にある民家、屋号シージョーヤーの壁に亀やクジラ、シーサーが描かれ観光客や島民の間で話題になっている。家は海水浴場や商店の通り道で、通行人も「ここを通るとにぎやかで心躍るようだ」と喜んでいる。

亀やクジラが泳ぐ絵の前に座る(前列右から)棚原茂春さんと銘苅李希さん、(後列右から)江森愛梨さん、士竜ちゃん、棚原かつみさん=9月28日、粟国村浜(棚原茂春さん提供)

 コロナの影響で自粛生活が続く中、島の人に楽しんでもらえたらとの思いから、家主の棚原茂春さん(60)が企画。絵を描くのが好きな、めいの江森愛梨さん(29)が下書きし、棚原さんとおいの銘苅李希(りき)さん(22)がペンキで色を塗り、3日間かけて9月27日に完成した。

 棚原さんの妹のかつみさん(51)は「亡き父と母はにぎやかな事が大好きでいつもサンシンを響かせていた。きっと喜んでいると思う」と涙ながらに語った。

 茂春さんは「コロナの影響で観光客も減り静かな島になっている。ここを通る人が喜んでくれるとうれしい」と話した。(伊良皆光代通信員)