東京都にある衆院選の期日前投票所で、視覚と聴覚に障害がある盲ろう者に対し、介助者を一時、付き添わせないなどの不適切な対応が2件あったことが28日、全国盲ろう者団体連絡協議会(東京)への取材で分かった。協議会は「介助者なしでは移動や会話、投票が難しい人が多く不合理な扱いだ」と批判。過去に各地で同種の事例があったといい、国に改善を要望する。

 取材に応じる盲ろう者の村岡美和さん=15日、東京都内

 公選法は、やむを得ない事情があれば「介護する者」が同行できると規定。だが協議会への報告では今回の衆院選以外に、福島、埼玉、千葉、兵庫、福岡各県での選挙と東京都知事選で同様の例が計約10件あった。(共同通信)