【ロンドン共同】欧州中央銀行(ECB)は28日に理事会を開き、大規模な金融緩和を維持することを決めた。新型コロナウイルスの感染再拡大への懸念は消えず、景気下支えを続ける必要があると判断した。政策金利も据え置くことを決めた。

 記者会見する欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁=28日、ドイツ・フランクフルト(ロイター=共同)

 ただ、経済活動の再開を背景にエネルギー価格が高騰し、足元ではインフレが加速。コロナ対策で導入した量的金融緩和の継続是非などを12月に開く次回の理事会で議論する見通しだ。

 ラガルド総裁は28日の記者会見で、インフレに関して「来年には上昇要因が緩和される」との見解を示した。(共同通信)