11人組グローバルボーイズグループ「JO1」の與那城奨さん=沖縄県出身=が誕生日を迎えた10月25日、與那城さんのファン39人が沖縄県や子どもの貧困を解決する支援プロジェクトを実施する団体などに寄付を送った。企画したのはともに沖縄県外に住む2人。與那城さん本人へのプレゼントではなく、なぜ沖縄への支援を?企画した二人に聞いてみた。(デジタル部・比嘉桃乃)

寄付企画に賛同したファンで送った與那城奨さんへのメッセージカードの一部(トムさん提供)

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 取材に応じてくれたのは「誕生日寄付企画」を取りまとめたトムさん(@tomu4746tomu)と秋さん(@sonzaini_kansha)。JO1がデビューのきっかけとなったオーディション番組の頃から與那城さんを応援している。Twitterで知り合った二人は意気投合し、一緒に飲みに行ったり、JO1のオンラインライブを一緒に鑑賞したりして交流を深めてきた。

 沖縄への寄付企画は今回で2度目。一口1000円から募り、賛同したファン39人から寄付を得た。
 今年は沖縄県への新型コロナウイルス感染症対策支援に10万円、サンゴを守るプロジェクトに5万5千円、沖縄の子どもたちを支援する「沖縄こども未来プロジェクト」に5万円の計20万5千円を送った。送り先はファンからの投票で決めたという。

沖縄県の玉城デニー知事から贈られてきた支援への感謝状(トムさん提供)

 これまでも、バンドグループや女性アイドルなどを応援してきたという二人。だが、「寄付をする」というように自分たちから行動を起こすことはなかった。
 なぜ、そこまでするのかー。二人は「與那城くんの人柄です」と口をそろえる。與那城さんは首里城支援のチャリティーパーカーを着用したり、環境に配慮したタンブラーを使用したりするなど、ファンの中ではチャリティーへの関心の高さで知られている。また、沖縄愛の深さも有名だ。

 「與那城くんの思いにならって、私たちファンも何か行動を起こさないと」。二人が思いついたのが沖縄に関する支援プロジェクトに寄付を送ることだった。與那城奨さんのファンが沖縄県に寄付する動きはたびたびあり、2人が代表で寄付した時も県職員から「なぜファンがこんなに寄付をしてくれるのか」と驚かれたという。二人は「與那城くんは私たちの日常にいい影響を与えてくれている。沖縄の人たちに喜んでもらえたらうれしいです」と語った。

與那城さんに贈ったメッセージカードの一部(トムさん提供)