那覇市内で8月に起きた窃盗事件を巡り沖縄県警の豊見城署員が本来必要な令状を得ずに容疑者の関係先を捜索していた件で、那覇地検は窃盗の疑いで逮捕された40代男性を8月31日付で不起訴処分(起訴猶予)とした。男性は同月30日に処分保留で釈放されていた。

沖縄県警

 地検は起訴を見送った理由について「被疑者のプライバシーにも関わるため、コメントは差し控えたい」とし、捜査手続きの問題については「捜査の具体的内容に関わるため、お答えは差し控える」としている。

 事件は同月11日、那覇市内のホテルであり、署員が男性の同意を得て宿泊中の客室で任意聴取し、室内を捜索。本来なら裁判官から捜索差押許可状の発布を受ける必要があった。男性は同日緊急逮捕されたが、送検後、地検はいったん男性を釈放し、逮捕し直した。