沖縄県恩納村の畑で、花茎(果軸)が上向きに伸びたバナナが「コロナ禍でも上向き」「そんなバナナ」と話題になっている。

仮茎の途中から飛び出た果軸が上向きに伸びているバナナ=5日、恩納村仲泊

仮茎の途中から飛び出た果軸が上向きに伸びているバナナ=5日、恩納村仲泊

仮茎の途中から飛び出た果軸が上向きに伸びているバナナ=5日、恩納村仲泊	仮茎の途中から飛び出た果軸が上向きに伸びているバナナ=5日、恩納村仲泊

 通常の果軸は茎のような部分「仮茎」の中を通り、先端から出て垂れ下がり、果実を付ける。このバナナは仮茎の途中から飛び出した果軸が上向きに伸び、再び仮茎に突き刺さり、S字に曲がっている。

 沖縄美ら島財団総合研究センターの佐藤裕之主任研究員は「花茎が仮茎の中を通る過程でつっかえたことに起因すると考えられる」と推測。「中で伸長を続けたため、仮茎を破って押し出された形で、珍しい現象」と話した。

 畑を管理する沖縄市の安里廣さん(70)は「初めて見た」と驚き、知人で50~60本のバナナを栽培する島袋義孝さん(70)に連絡した。島袋さんも「なんで上向きか、なんでS字か、味はどうなのか。謎ばかり」。(編集委員・福元大輔)