沖縄県内に漂着した大量の軽石の影響が7日も続いた。本部町新里漁港では、子どもや町消防団員を含む住民ら約100人が人力で軽石の除去に当たった。約2時間で1トン袋10袋分と1トン車50台分ほどの軽石を回収。集めた軽石は港湾内に仮置きされた。

船揚場に漂着した大量の軽石を地域総出で除去する区民ら=7日午前、本部町・新里漁港(下地広也撮影)

 参加者は汗を拭いつつ、シャベルや熊手で軽石をかき集めてバケツに入れて運んだ。新里区の與那嶺明区長は「これまでにない災害で手探りの作業。たくさんの人が参加してくれて、『こういう時には助け合おう』ということを子どもたちにも伝えたい」と話した。

 本部漁協の真栄田正男組合長は軽石が港内に堆積していたり、沖合に漂流していたりするため半月以上出港できない状態が続いているといい「こんなに多くの人が集まってくれてありがたい」と感謝した。

 バケツで軽石を運んだ同区の久保将輝さん(8)は「運ぶのは重くてちょっと大変だった。早く軽石がなくなってほしい」と話した。

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