県内初の人間国宝・故金城次郎さん(2004年没)が拠点とした読谷村の登り窯「金城次郎窯」の大規模改修が9日までに、ほぼ完了した。金城さんは1972年に那覇市壺屋から読谷村座喜味に窯を移転した。復帰後の「やちむん」を支えた窯は新しくなり、12月13日に予定される火入れを待っている。

 改修に携わる島袋常秀さん(73)は金城次郎窯でやちむんを作り続けて34年。作り始めた当時を振り返り「五つだった袋(焼成室)を一つ増やして受け入れてくれた。ありがたかった」と金城さんへの感謝を語る。

 今回は、それ以来2回目の改修となる。金城次郎窯には六つの袋があるが、...