サッカー九州リーグで優勝した沖縄SVが三重県で12日に始まる全国地域チャンピオンズリーグ第1ラウンドで、来季の日本フットボールリーグ(JFL)昇格に挑む。12チームが二つの入れ替え戦枠を目指し、連戦の中で一つの取りこぼしも許されない過酷な大会。3度目となる34歳のベテランMF西澤代志也は「あのリーグの厳しさを知っている選手の一人として、チームが一つになれるよう引っ張っていきたい」と意気込む。(溝井洋輔)

 埼玉県出身で、浦和レッズユースからトップ昇格を果たし、期限付き移籍を経て栃木SCで8年間プレー。その後SVに加わり3年目になる。相手の攻撃の芽を摘むチームの黒子的な守備的MFだ。勝負が懸かった九州リーグ終盤ではピッチの上から献身的なプレーで引き締めた。

 一つの取りこぼしも許されないのは九州リーグも同じだった。熊本県で9月19日に行われた最終節。90分以内に勝利を収めないと優勝できない厳しい状況にもかかわらず、前半ロスタイムに失点した。後がなくなったが、SVは気迫の猛攻撃を仕掛け、終了4分前に同点、そしてロスタイムに逆転した。

 終了のホイッスルと同時に西澤が膝を地面につけてしばらく動けない様子が動画中継で流れた。...