中国から台湾に移った国民党政権による「2・28事件」の犠牲者は数万人に上る。台湾では外来政権の圧政の象徴と記憶されるが、1990年代の民主化以前は語ることも難しいタブーだった。沖縄県関係犠牲者4人の遺族もどんな状況で家族が事件に巻き込まれたか分からず、苦悩を抱えてきた。

2・28事件で犠牲になった父の遺影を手にする具志堅美智恵さん。「無念を晴らしたい」と決意する=22日、豊見城市の自宅
父親失い70年の苦悩「無念晴らす」 2・28事件の真相究明訴え
有料この記事は有料会員限定です。会員登録すると、続きをお読み頂けます。
※ 無料期間中に解約すると、料金はかかりません。
※ 無料期間中に解約すると、料金はかかりません。
残り592文字